Floyd FUJI BAKO|棚の中に富士を宿す、波佐見焼のペア茶碗

Floyd FUJI BAKO ペア茶碗・猪口セット、波佐見焼、桐箱入り、重ねると富士山型 生活の道具

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食器棚の前に立つ。夜の台所、照明が棚板の奥を薄く照らしている。

手を伸ばす前に、一拍ある。形の揃わない茶碗が重なり、下の器を確認してから取り出す動作が、毎回ここで挟まっていた。視線が棚の中を走る。それだけの間だが、続いていた。

重ねると、定位置が生まれる

Floyd FUJI BAKOは、波佐見焼の磁器をペアで構成したセットだ。茶碗と猪口、それぞれが上下に嵌合する形状を持ち、重ねると富士山の輪郭を描く。桐箱に収めた状態で積まれ、棚の中に定位置が生まれる。

磁器の表面は光を細く返す。白地に青の稜線が走り、棚の暗がりの中でも輪郭が見える。磁器の表面は汚れを弾き、電子レンジと食洗機に対応している。

使う、戻す、それだけになる

夜の食卓に二つの器を並べる。猪口に注ぎ、茶碗に盛る。使い終えたあと、洗った器を再び嵌合させ、桐箱ごと元の場所に戻す。棚の中で山の形が戻る。

桐箱が棚板の上に収まっている。台所の照明が落ちて、白と青の稜線だけが、静かにそこに残っています。



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棚の奥で、山の形が待っている。|ウクク

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