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春の朝、キッチンに立つ前にコートを脱ぐ。室内の空気がまだ冷えているうちに、カウンターへ手を伸ばす。豆を計量して、グラインダーに投入する。その動作が、一度も戻らずに続いている。
以前は、ここで一拍挟まっていた。手動のミルを取り出し、体をかがめてハンドルを回す。腕に力をかけながら、挽き終わるまで同じ動作を繰り返す。豆の量が多いほど、キッチンに立つ前の準備が長くなっていた。

Fellow Ode Brew Grinder Gen2は、家庭用の電動コーヒーグラインダーだ。カウンターの上に置いて、豆を入れてスイッチを押す。粉が受け皿に溜まる。手元で受け皿を外し、ドリッパーへ運ぶ。かがむ動作も、力をかける動作も、その流れに入っていない。
スイッチを入れると、駆動音が短く続く。挽き終わると音が止む。受け皿を外して、手がドリッパーへ向かっている。動作がひとつの方向に流れたまま、戻っていない。
カウンターの上に、グラインダーが置かれたままになっている。次の朝も、豆を入れてスイッチを押す。手がドリッパーへ向かっています。
この朝の断面を note に書きました。



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