※本記事にはアフィリエイトリンク(PR)が含まれます。
夜、棚の前で手が止まっていた
冬の夜、リビングの照明を落とす。
棚の上に、お香のスティックが立てかけてある。
前は、ここで一拍が入っていた。
お香をどこに置くか。
灰がどこに落ちるか。
確認がひとつ入ると、手が止まる。
溝にアームを落とすと、角度が決まる

POST GENERALの真鍮インセンスホルダーは、
土台に2箇所の溝が刻まれている。
アームをその溝に落とし込むと、
お香の長さに応じた角度で、カチッと位置が決まる。
短いお香なら浅い斜め。
長いお香なら深い斜め。
2段階のどちらに合わせても、
灰が落ちる場所は、細長いトレイの内側になる。
アームの先端には穴が開いている。
そこにお香を差し込むと、自重と角度で固定される。
クリップを広げる力も、角度を探る迷いもいらない。
真鍮の重みが、置き場所を安定させる
素材は真鍮(ブラス)無垢。
自重があるため、棚の上で位置がずれない。
サイズは W145 × D35 × H32 mm。
棚の端のわずかな隙間に収まる。
ハンドメイド感のある無骨な質感。
使い込むほどに色が深く変化していく。
火を灯していない時間も、
棚の上で金属のオブジェとして静止している。
2段階の斜めが、灰の散らばりを防ぐ
垂直に立てるタイプのお香立てだと、
灰が周囲に散らばることがある。
このホルダーは、溝でアームの角度が2段階に固定されているため、
灰が落ちる軌道が毎回同じになる。
細長いトレイが、その軌道の先で確実に受け止める。
掃除という後処理の摩擦が、物理的に減る。
棚の上に戻すだけになった
アームを溝に落とし込み、お香を穴に差す。
火を近づけると、先端が赤くなる。
煙が、棚の上からまっすぐ立ち上がる。
ソファに腰を下ろす前に、空気が少しだけ変わっている。
夜のリビングで、香りの準備が途切れなくなりました。
静かな話は、note に置いています。
夜のリビングで|ウクク



コメント