昼のテーブルに残る色

生活の道具

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昼のリビング、窓から光が斜めに入っている。
テーブルの上、影が少しずつ動いている。

食器棚の前に立つ。
扉を開けると、視線が棚の奥で揺れる。
手が途中で止まり、もう一度棚を見る。

マリメッコ Unikko プレート。
縁が静かに立ち上がり、中央に色の塊が沈んでいる。

この皿を棚の手前に置いてから、手が止まる場面が消えた。
扉を開ける、手を伸ばす、そのまま取る。
視線が棚の中を泳がない。

料理を盛る。
フォークを添える。
次の動作に身体がそのまま移っている。

昼下がり、テーブルの上に皿が置かれている。
光が縁の白い部分で反射し、色の塊だけが静かに残っている。
次の動作に入る前の一拍が、もうここにはありません。

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