車とバイクで巡る熱海・真鶴、MFゴーストの舞台を辿る1泊2日。宿・ランチ・ルートの予習ガイド

熱海の海沿いの街並みを遠くから見た風景 旅のしおり

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箱根の開幕戦を走り終えた数日後。
僕らは、霧の芦ノ湖を背に第3戦「ザ・ペニンシュラ真鶴」と最終戦「熱海ゴースト」の舞台へと向かった。


5月。海沿いの道を走る季節が近づいている。

MFゴーストの第3戦「ザ・ペニンシュラ真鶴」と最終戦「熱海ゴースト」。アニメ、漫画で観た道を、実際に辿ってみる。

車1台とバイク2台。計7名での1泊2日。関東方面から出発して、初日は真鶴、翌朝は熱海のヒルクライムを予定している。


車とバイクを繋ぐ道具

今回はインカムを使う。車内とバイク、それぞれのヘルメットを音声で繋ぐ。

候補は3つ。

  • B+COM(ビーコム)シリーズ。日本で最も普及している。誰かが持っている確率が高い。
  • SENA(セナ) 50S / 50R。メッシュ通信が強力。ボタン一つで全員が繋がる。
  • スマホアプリ(ZelloまたはLINE通話)。既存のインカムがバラバラでも、スマホさえあれば繋がる。

どれを選ぶかは、すでに持っている機材次第。

1日目:真鶴ブルーラインから始まる

関東方面から出発する場合、首都高・小田原厚木道路を経由する。三郷からなら約2時間。

最初の目的地は真鶴ブルーライン。MFゴースト第3戦のスタート地点だ。

真鶴道路料金所。普通車200円、軽自動車150円。ETCは使えない。現金を用意しておく。

小銭を車組がまとめて払うとスムーズ。バイク組は後ろで待つ。

料金所を抜けると、トンネルに入る。漫画では照明が落とされて真っ暗になる「ブラックアンドホワイト」の舞台。実際は普通に明るい。

岩大橋を渡り、岩インターチェンジのトンネルを抜ける。ここからが真鶴半島区間。

真鶴半島の3つのセパレート

半島区間には3つの分岐(セパレート)がある。作中では右ルートが有利とされているが、実際の道路では逆走になる。景色を楽しむ程度に留める。

道が狭い。対向車とのすれ違いに気を遣う場面がある。バイクは車の後ろを走り、インカムで「次、右」「海、見えてきた」と声を掛け合う。

うに清ヘアピン。作中に登場する急カーブ。実際にあるのは「川口水産」というひもの屋。ここで一度停まって、写真を撮る。

琴ヶ浜。海岸沿いにトイレと駐車場がある。実際の「うに清」はここにある。魚介・海鮮料理の店で、平成の天皇陛下が訪問されたという。

堤防の溝。作中で秋山の奥義が出る場所。海岸沿いの道に、本当に溝が走っている。

半島区間の後半は市街地になり、小田原百貨店や真鶴町役場の前を通る。

再びJR真鶴駅前に戻り、バックストレートへ。

ザ・ペニンシュラ真鶴のコースマップ(データ出典:マツジン氏 / みんカラ

ランチ:7名が座れる海鮮の店

真鶴での海鮮ランチ。7名が座れて、車1台とバイク2台が停められる店を探す。

選ぶ基準は3つ。予約の可否、駐車場の広さ、バイク置き場の有無。

熱海の宿:候補3つ

  • ホテルニューアカオ。温泉と駐車場が広い。

  • 大江戸温泉物語。作中の「大江戸コーナー」の近く。

  • 熱海 金色夜叉の宿 貫一。大部屋が豊富。バイクは屋根付きガレージに停められる場合がある。

どれを選ぶかは、予算と駐車場の広さ、バイクへの配慮次第。

温泉で1日の振動疲労をリセットする。50代の身体には、この静止時間が必要。

2日目:熱海ゴーストのヒルクライム

翌朝。熱海市街地から始まる。

MFゴースト最終戦「熱海ゴースト」のコースを辿る。

熱海ビーチラインを抜け、海浜公園横の90度コーナー。市役所前コーナーを左折し、ここからヒルクライム。

急な坂が続く。車は問題ないが、バイクは少しきつい。インカムで「無理しないで」と声が届く。

笹尻交差点。コースの最高地点。ここからダウンヒル。

ロストボールヘアピン。ゴルフ場の通路が見えるカーブ。

間欠泉。住宅街の石垣から温泉が吹き出している。実際に2箇所ある。

來宮神社の鳥居。JRの高架を抜ける「來宮ガード」。

大江戸温泉物語の前を通り、熱海駅や商店街を抜ける。

汐見洞門トンネルを抜けて、最終コーナー。ホームストレートへ。

ゴール地点はガソリンスタンドのある交差点。第4戦「シーサイドダブルレーン」と同じ場所。

熱海ゴーストのコースマップ(データ出典:マツジン氏 / みんカラ

立ち寄りスポット:聖地以外の選択肢

  • 來宮神社。樹齢2000年超の大楠。
  • 十国峠 パノラマケーブルカー。360度パノラマで富士山が見える。
  • 走り湯。洞窟から源泉が湧き出す。

持ち物:ツーリングと旅行の両立

  • 海風対策。軽いウインドブレーカー。
  • 日差し対策。サングラス、日焼け止め。
  • カメラ。スマホで十分。
  • 現金。真鶴ブルーラインはETC不可。

注意点:50代の身体と相談

  • 熱海市街地の渋滞。時間に余裕を持つ。
  • 真鶴道路の狭さ。無理に攻めない。
  • 海風の強さ。バイクはふらつきやすい。
  • 休憩は1時間に1回。
  • 真鶴ブルーラインはETC不可。現金200円。

計画を立てる今、すでにルートが見えている。

真鶴の半島を辿り、熱海の坂を上る。インカムで声を掛け合いながら、のんびり走る。

宿と店の候補は揃った。あとは天気と体調次第。

5月の海風が、車窓とヘルメットの隙間から入り込んでくる日が近づいています。

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